日常と虚構のワルツ

嘘時々ホント

たまに

私ゃ何やってんだろと思わない事もない。

気がつけば日々は早く過ぎ、僕がこの街に来て随分経った。

故郷である京都にいたときよりもアグレッシブに行動し、

年々年老いているのを感じつつも年々若がっている気さえしないでもない。

 

今年は執筆と音楽を頑張ろうと思う。

どっちも10年以上やってきたけど、未だに芽らしい芽は出ていない。

 

どちらかというと多趣味なほうだが、

本当は一つに絞ったほうがその才能を開花できるのだと言われた。

その方が君には向いているのだと。

 

何となくやりたい事をやり続けて、ここまできた。

いままで焦点を絞る事に抵抗はあった。

でも、今年は何となく「やるぞっ!」と言う気持ちが強い。

 

自分が生きてきて31年になる。

いままでここまでちゃんと「やるぞっ!」と思ったことはなかった。

仕事頑張りすぎて残業しまくって色々気力が落ち込んでいたせいかもしれない。

 

全然動こうとしなかった自分が、ようやく今年動き出せた気がする。

この「やるぞっ!」を今年はトコトン育てたいなぁと思う。

 

春の日差しがあったかい。

韓国

に行っていた。

社員旅行である。


韓国は色々なものがごちゃっとしていた。

いろんな食物が出店に並び、いろんな化粧品が並び立てられていた。

カラーがビカビカしていて、とにかく味付けが濃かった。甘いものにはメイプルシロップとチョコレートシロップがデフォだった。


出店のカバン売りの店員さんが「オニサン、完璧な偽物あるよ」と言っていた。

おばちゃんが大阪難波に居そうな人ばかりだった。


変な街だな、と思った。

でも不思議と、懐かしさを感じた。

向こうで食った明洞餃子はお袋の作った餃子の味と酷似していた。


途中社長を含めた社員全員での会食では、酔っ払い過ぎて絶対に言ってはいけない社内の恋愛事情などが露呈していた。

僕たちはそれを「酔いの妄言」で忘れることにした。


二泊三日で韓国を後にし、日本に戻ってきた。


日本についた時「やっぱり日本が一番落ち着くな」などと思った。

しかし韓国にはなかった道端のゲロや、電車内で吐いている人を見た時、僕は日本に帰ってきたんだな、と思った。

引っ越したい。

眠た

過ぎて意識が朦朧とする。

これから仕事とか信じられない。

昨日は飲み会だった。会社の人とだった。

それのせいで、僕は疲れて眠れていないのだ。

 

飲み会までは良かった。

飲み会から帰るとき、僕は確かに地下鉄に乗った。

その地下鉄に乗って、たまたま席が空いて、眠ってしまったのだ。

 

気がつくと僕は「きさらぎ駅」と言う謎の駅にいた。

電車内には誰も居らず、しゃがれた車掌の声で「終点です」とアナウンスがながれていたのを思い出す。

降りると誰も居らず、そして地下鉄に乗っていたのに外にいた。

奇妙な事もあるものだ、などと考えながら、自宅に向けて歩いていた。

歩きながら、ふと「自分の沿線上に、きさらぎ駅などという駅はあっただろうか」と考えた。

どう考えてもなかったが、あると言うことにしたら割と早期の段階で事実を飲み込むことが出来るのではないかと考えた。

 

きさらぎ駅はまるで廃駅のようになにも無かった。

草木と、鈴虫の声と、何かを導くように電灯がぽつりぽつりと暗闇に浮かび上がっているだけだった。

暗闇の中には人ではない誰かが立っている気がして、僕は彼らを写真に撮ると儲かるのでは、と酩酊した心地で考えた。

 

しばらく歩いたが、一向に自宅が見える気配はなかった。

途中で田中と言う名札をつけた人がいたので「僕の家はどちらでしょうか」と尋ねると、田中さんは暗闇の明らかにケモノ臭漂う場所を指し示した。

しかたなく僕は田中さんの言うとおり、その道に入った。

道中色々あって100回くらい死に掛けた後に、なんとか家に帰った。

本当に危なかったと思う。

途中で魔龍騎士サーバナイトの軍隊に襲われた時はもうダメだと思った。

今度から飲みすぎには気をつけようと思う。