日常と虚構のワルツ

嘘時々ホント

明け方5時

から活動している。

どうしてかと言われれば、すこし話が長くなる。

 

そう、あれは今から46億年前。

まだこの星に生命が存在しなかった頃、僕のスマホに後輩が飲もうと声を掛けてきたのだ。

そんな感じで終電まで飲んだ結果、朝五時に起きてしまった。

長くなると書いたが三行で終わったな。

 

僕はお酒を飲むと眠れなくなる。

睡眠が極端に浅くなるのだ。

その浅さは沖縄に存在する遠浅の海など比ではない。

ちなみに沖縄に遠浅の海が存在するかを僕は知らない。

 

お酒を飲むといつも人生について考えてしまう。

自分はこのままで良いのか。

自分はどうなりたいんだ。

 

そんなことを考えながら真剣な顔で鏡を見る。

 

ヒゲが濃い。

なんてヒゲが濃いんだ!

 

それは毛生え薬の影響だった。

僕は33歳の頃に本格的にハゲ始めた為、毛生え薬を飲むようになったのだ。

何と言う名前か忘れたが、確かアポトキシン4869と言う名前だった気がする。

この薬には様々な副作用があり、先駆者である江戸川コナンくんは髪の毛が生えた代わりに幼児退行した。

阿笠博士もいずれは飲むだろう。

 

そんなことを考えながら、朝5時を過ごした。