日常と虚構のワルツ

嘘時々ホント

2024-01-01から1年間の記事一覧

から出ていない。 家にこもって1日中小説を書いている。 このような生活は僕が社畜時代からずっと密かに憧れていたものでもあった。 しかしながら実態は自宅という監獄に閉じ込められた罪人の気分なのであった。 何故罪を犯していないのに僕は牢獄に閉じ込め…

美容院

の予約をしようとしたら年末需要で既に一杯だった。 髪の毛が伸びすぎてアクロバティックさらさらみたいになっていた。 自宅の至るところに髪の毛が引っかかるのであった。 そんな折に地元の友だちから連絡があった。 東京に来たので一緒に飲もう、とのこと…

今年

の8月に7年勤めた会社を退職し、無職というか専業作家になってみた。 既に3ヶ月ほどが経過しつつあるが、この生活をあまり長く続けると人間に戻れなくなるような気がする。 最初は頑張ってキープしていた朝起きて夜に寝るという生活リズムが崩れ、気ままに寝…

が我が家に会いに来た。 会うのは実に数年ぶりだった。 最後に会ったのは社会人2、3年目の頃か。 当時やっていたブログに僕が妹と話した様子が克明に記されていた。 「お兄ちゃん、まだ結婚してないんだね」 妹が僕に言う。 彼女と最後にあった時、確か大学…