日常と虚構のワルツ

嘘時々ホント

ギターを扱う際絶対にやってはいけないたった一つのこと

【前置き】

今日は髪を切りに行きました。

いつもお世話になっている美容師さんが異動なさるそうで、次回の担当者はお前を禿にすると言われました。

僕がすでに禿げている事実を告げ、あなたがいつも切っているのは実はカツラなのですよと告げると彼は悲しそうな顔をしました。

【帰宅してからの出来事】

帰宅してからギターを触りました。

最近ギターの音がどうもおかしい。

僕は頭を捻りました。どうしてこんなに音がゆがむのかと。

思わずギターに尋ねました。

「ギター君、何故君の音はおかしいんだい?」

「弦変えてへんからやで」ギターは言います。

「弦? この間変えたばかりじゃないか!」僕は憤慨しました。

「それ二年前やで」

【ギターの弦を二年間変えないまま触ってはいけない】

これでハッキリしましたね。

ギターの弦を二年間変えないまま触ってはいけないのです!

ギタリストの人も、音が変だなと思ったらギターを叩き折る前にまず弦を変えてみてはいかがでしょうか。

【その後】

僕はギターに謝りました。

「すまない」と……。

「ええで」

ギターは言います。

「ええで」

「それ文庫本も言ってたけど、流行ってるの?」

「せやねん」

二弦はすでに錆びてます。