日常と虚構のワルツ

嘘時々ホント

なんだかよく

わからないうちに数日が経った。

またしても部屋がジャングルみたいになっていたのでゴリラとおかまと少女と共に掃除をした。

少女はつねにびちゃびちゃに濡れている為途中で戦力外通告した。

家事を一通りこなすと疲れがでて気がつけば眠っていた。

主婦をしながらパート勤めを続けていた母は偉大だと思った。


天気が良かったので料理を作りながら酒を飲むというゴージャスな事をした。

たまには外に出かけたいな、とは思ったが現在絶望的にお金がないのであった。


お酒を飲みながらふといろいろな事を考えた。

そう言えば昔、僕は良く色んなことを妄想していた。

エヴァンゲリヲンみたいなTシャツを見て「これを着たらエヴァンゲンリヲンになるのでは」などと考えて一人震えていた。

そういう妄想をしなくなったのは多分自分が年取ったのと、時間に余裕がなくなったからだろう。

暇だとか言える時間があったあの頃を懐かしく思う。