日常と虚構のワルツ

嘘時々ホント

転職

しようと思いいくつかエントリーしてみた。

僕は今電化製品を売るという仕事を行っているのだが、これがあまり面白くない。

職場の人たちが愉快なので続けていたが、そろそろ良い歳だし面白そうな仕事に転職しようと考えた。

何か文章に携れる仕事が良いと思い例の如く出版系の業種にエントリーしてみる。

異業種とあってかやはり受からない。

彼らからしたら絢爛豪華なダンスパーティーにアマゾネスが乱入してくる異業っぷりかもしれない。

アマゾネスがダンスパーティーに参加したがっても、まずダンスが踊れるか疑われるだろう。

ダンスなら踊れます」

そういってアマゾネスは呪術的な踊りを披露するに違いないのだ。

「他に何が出来るのかね」

アマゾネスはきっとこう答えるに違いない。

「肉なら焼けます」

その肉焼きの技術が認められればアマゾネスはダンスパーティーに参加できるかもしれない。

そういうわけで今晩の晩御飯は肉を焼こうと考えた。


財布の残金、190円。