日常と虚構のワルツ

嘘時々ホント

過去の記事に

自分の欲望が垣間見える。 それは「ブロガーとして名を挙げて人気者になろう」と言う欲望である。 僕は以前タンブラーというSNSでブログを書いていた。 ある日このサイトを見つけ、「こちらの方が書きやすい」と思い、 思い切ってこちらに移設したのだ。 そ…

久しぶりに

ブログを書いている。 何故今更ブログを書き出したのかと言うと、ブログを書くとお金をもらえる(と言う夢を見ている)からだ。 こんな拭いた後の便所紙に書いたようなブログに価値がつくのであれば、それはまさしく僥倖という他ないだろう。 久しぶりにブロ…

文章創作

を毎日している。 それが仕事だからである。 お菓子をもぐもぐしながら仕事をしている。 ボロボロこぼしながら食べているので、同期の女性には怪訝な顔をされている。 東京の街の空気は割と身体に馴染まない。 物凄いアトピー性皮膚炎が進行している。 月の…

ろくに

眠れない。 季節の変わり目とはいつも厄介だ。 何故彼らはこうも厄介な交代の仕方をするのか、 僕には分からない。 「ではこの仕事をあなたに一任します」 「わかりました。では温度は」 「あなたに一任します」 「わかりました。では天気は」 「あなたに一…

二日酔い

をした。 職場の歓迎会だった。 社長がいらっしゃるため、絶対にやらかすなよと再三念押しはされていた。 「ははは、そんなことしませんよ」 そう笑っていた僕は、 まさかこの時自分が二次会で記憶を飛ばし、 帰りの会社でゲロ吐きそうになって、 タクの運ち…

給料日

だった。 とは言え決して裕福ではなかった。 僕はこの数ヶ月、国に搾取され続けていた。 税金や保険金の支払いがやってくるのだ。 僕は東京に来て初めてこの国の恐ろしさを知った。 そう、これは失ったのではない。知識を得たのだ。 僕はこれからこの広い世…

長澤まさみ

みたいな彼女が欲しい。 長澤まさみに笑顔で「うふふ、口元にインドカリーついてるよ」とか言われたい。 そうすれば、この人生にも価値が生まれる。 長澤まさみにインドカリーついてるよって言われる価値が生まれる。 そのためならこの右腕、くれてやる。

色々

な事がほったらかしになっていた。 ブログもその一つと言える。 東京に来て半年が経った。 僕はとある会社の社内ライターとして働いている。 仕事はそれなりに楽しく、それなりにしんどい。 会社では特に誰とも会話をしていない。 自宅で独り言を言っている…

アマゾン

から手紙が来た。 アマゾンと言うと大手通販サイトがイメージされるが、そうではない。 南米にある方だ。 実を言うとアマゾンには友人が三名ほどいる。 僕はかつて彼らと同棲していた。 三人のうち一人が非常に乾燥に弱かった。 その為、永続的に湿気ている…

あけました

おめでとうございます。 僕です。 年も明けまして2017年ですね。 今は東京で生活しております。 出会い系で言うサクラの中の人みたいな仕事をしています。 危機感しかない。

実家

に居る。 家の荷物を引っ越し業者が持って行ったからだ。 実家には何もない。漫画も、小説も、ゲームもパソコンも、何もない。 娯楽を制限された生活は僕に子供の頃を思い出させた。 子供の頃はよくファミコンをしていた。 兄と姉はスーパーファミコンをして…

この度無事に

転職が決まった。 現在僕は京都に住んでいるのだが、次の職場は東京だった。 そのため引越しをする必要があった。 東京のとある不動産屋で尋ねると良い物件を紹介してくれた。 駅から徒歩10分、リビングとキッチンがあり、お風呂とトイレは別。 洗面台は独…

天下一品祭りだと大きく告知されていたので

天下一品に行った。 日曜の昼間と言うだけあってか普段店内に二組客がいれば御礼状態の近所の天下一品が満席になっていた。 これは凄い事である。 カウンター席に座らされてあっさりの大を頼んだ。 天下一品のあっさり味とはちょっとした因縁がある。 学生時…

バランスボール

を購入した。 僕は現在暇があればパソコンをする生活だった。 一日座っていて、外に出たかと思ったらビールを飲む生活だった。 絶食したからドアは通れるが、下っ腹のデブさ具合は隠せなかった。 心のデブさは隠せなかった。 一度街中にいるホームレスの人と…

昼夜が逆転する呪い

にかかった。 夜寝れないのに昼に寝てしまう呪いなのであった。 この呪いを解くには西の最果てに住むと言う魔女に会う必要があった。 そんな訳で外に出ようと思ったのだが、着ていく服がなかった。 ふんどしとか、Tバックとか、何故かそんな物ばかりが見つか…

絶食すれば

やせると思った。 三日間の絶食を通してどうにかドアから抜け出す事に成功した。 僕は三日間絶食したわけだが、同居人はその間僕が備蓄しておいた炊き込みご飯を食べて凌いでいた。 「デブなのにやつれてるんですね」と言われて心が温まった。 三日遅れで面…

暇だ暇だ

と言い続けていたら「暇なんだから来いよ」と言う名目で飲み会に誘ってもらいまくっていた。 気がついたら一週間でお酒を飲んでいない日が一日しかなかった。 こんなに誘ってもらえるなんてありがたい話ですね、何て思っていた。 久々に面接だったのでスーツ…

猫娘に

会いたいんだけど、と言う話を僕がすると馬鹿じゃないのと言われた。 正確にはお馬鹿じゃないのでしょうかと言われた。 「はぁ、猫娘可愛い。会いたい」 「お馬鹿じゃないのでしょうか」 「猫耳つけてコスプレしている人がいるんだからその中に一人くらい本…

関西の面接

が全滅した。 家に引きこもっているが、自らの社会的地位がそれを許してくれない。 今日、母が晩飯に招待してくれた。 実家へ向かったが、道中鳩に糞をかけられた。 人生って厳しい事の連続なんだなって思った。 ところで、僕の家は角部屋で、隣人は若い男性…

大学の友人

であるA君が度々飲もうと言ってくる。 先日A君と飲んだばかりなので少し飲みすぎな気もする。 僕の様なスーパーネオ無職ならいざ知らず、A君は社会人なのである。 「僕も無職とは言え、それほど暇ではないのですよ」 僕が言うと彼は「そんな!」と声を大にし…

僕の後輩に太った男が居た。 彼は僕が所属していた軽音楽部の後輩だった。 ある練習終わり、ボーカルを担当していた女の子が飲み物を忘れてしまった。 「このままだと喉を痛めるかも……」と彼女は不安げな表情をしていた。 その様子を見た後輩は「俺のカルピ…

バイト

が決まっていたのに蹴ってしまった。 なんかこう、焦って仕事を探している気がして違う気がしたからだ。 これで本格的な無職に戻ってしまった。 そろそろベランダで畑を作ろうかと思う。 そうすれば食料を買えなくなっても心配がない。 暇なので時間の合間に…

先日

家に帰ってくると彼女の姿がなかった。 いつもなら天井から逆さづりの状態で僕に髪の毛を絡めてきて脅かしてくると言うのに。 一体どうしたのだろうとカレンダーをみてハッとした。 そうか、もう盆が終わったのだ。 盆が終わった部屋は静かなものだった。 机…

日焼け

が酷すぎてほとんど動かなかった。 鏡に映った僕の姿は非常に黒く、闇なのか人なのか判別がつかなかった。 途中で宅急便が来たので彼女と一緒に宅配業者の方を出迎えると業者の人は悲鳴を上げて逃げ出した。

ナガスパ

に行った。 会社の方々に誘ってもらったからである。 待ち合わせ時間に一時間程遅刻して到着した。 皆で同期と上司の車にそれぞれ別れて目的地へと向かった。 帰省している僕の彼女も折角なので連れて行った。 彼女はナガスパに行くのが初めてらしく興奮して…

数日間

色々あってまったくブログを更新できていなかった。 この数日で僕の近況は大きく変わった。 まず僕は仕事を辞めた。 それまで社蓄だった僕はただの猫畜生に戻った。 これからどうするのか、とか先の展望は、とか色々考えるべきことはあるのだが、ひとまず僕…

数年

ぶりにライブに出た。 私は趣味でバンド活動をしているのだが、1年前に結成したっきりまるでライブなんて出れる気配がなかった。 一念発起してようやく出ようという話になり、今回無事に出演を果たした。 僕が楽屋で寝ているといつの間にかスタート時刻にな…

琵琶湖

に行きました。 会社の同期や上司にさそってもらったからです。 学校のプールの時間以外で泳ぐ事なんて人生で初めてでした。 スク水で泳ごうかなと思って張り切っていたのですが残念ながらそうはならなかった。 何の根拠もなしにこれ似合うんじゃないのと先…

のチューニングを久しぶりに行った。 ここ数日歩きっぱなしで、休みの日も体を休めず歩き回っていたため体にガタが来たのであった。 お風呂に入って足をよくマッサージしたあと、ストレッチを十分行った。 そのあとネジを外して足の内側にあるボルトをチュー…

梅雨

が明けたとびしゃびしゃの少女が僕のパソコンをいじりながら言った。 最近の彼女はびしゃびしゃになる事があまりなかった。乾いていた。 例年に比べると少し遅いんじゃないのと僕がゴリラと黒髭危機一髪を遊びながら言うと、そうかもしれないねと彼女は答え…