から手紙が来た。
アマゾンと言うと大手通販サイトがイメージされるが、そうではない。
南米にある方だ。
実を言うとアマゾンには友人が三名ほどいる。
僕はかつて彼らと同棲していた。
三人のうち一人が非常に乾燥に弱かった。
その為、永続的に湿気ている地域に行く事になったのだ。
手紙を開くと「新年明けおめ」という旨のメッセージが書かれていた。
彼らは僕が今、出会い系のサクラみたいな仕事をしているという事を知らない。
仕事を始めてもう一ヶ月半になる。
すでに転職活動をしている。
職場や職場の人に別段文句はない。
本当に全然文句はない。仕事内容にしか。
ライターと言う仕事がここまで闇が深いと思わなかった。
暗黒を軽く凌駕している。深淵である。
そんなわけで研修期間中に移れそうなら移ろうと考えた。
明日面接である。
これで落ちたら僕はプロのサクラにならざるを得ない。
もしそうなったら一流のサクラになろうと思う。